まず、ルールの前に新入生のみなさんに言っておきたいのは、ラグビーは陣取りゲームだということです。１つのボールをプレーヤーがつなぎ、相手インゴールを目指します。このスペースにボールをタッチすることで得点（トライ）が認められます。このトライを得るためにグラウンド内で様々な攻防が繰り広げられるのです。

　ラグビーは１チーム１５人、両チーム合わせて３０人という大人数で行われます。試合時間は前半、後半各４０分。ハーフタイムは１０分以下となっています。これにロスタイムが加算されます。

　ラグビーには得点方法として主に２種類の方法が存在します。それは、「トライ」と「ゴールキック」です。

トライ

コンバージョンゴール

　ラグビーはキックオフから始まり、その後ボールを持ったプレーヤーは?ラン、?キック、?パス（ただし後方のみ）、?ヒット（当たる）という４つのプレーを選択します。途中、自分達のミスや反則がなければ、いつまでもボールを持ち続けることができます。
　基本的にラグビーは個人としては?〜?のプレーでボールをコントロールしますが、チームとしてボールをコントロールする場合があります。反対に、防御側はボールを相手に上手くコントロールさせないようなプレーを行います。それらのプレーに関して以下で説明していきたいと思います。

　ボールを持った相手プレーヤーをつかんで、そのプレーヤーを倒すこと。

タックル

　タックル直後、倒された相手プレーヤーのボールを獲得すること。

ジャッカル

　軽い反則やミスが起こった後に、試合を再開させるために行われる。各チームのＦＷ８人ずつで組まれる。ラグビーを象徴するプレーの一つ。

スクラム

　ボール、またはボールを持ったプレーヤーがタッチラインの外側に出た場合に試合を再開するために行われる。タッチラインに対して垂直に並んだ両チームの間にボールを投げ入れ、奪い合う。ボールを投げ入れるのは、ボールをタッチラインの外側に出したチームと逆のチーム（ただし、ペナルティキックの場合は蹴りだしたチーム）。

ラインアウト

　ボールを持ったプレーヤーが相手にタックルされた後、その周辺にプレーヤーが集まることによって起こる。ラックは[地上のボール＋敵と味方]によって成立。

ラック

　ボールを持ったプレーヤーが相手に捕まった後、その周辺にプレーヤーが集まることによって起こる。モールは[ボールを持ったプレーヤー＋敵と味方]によって成立。

モール

　ラグビーは非常に激しいスポーツなので、注意をしていてもミスや反則は両チーム問わず起きてしまいます。ここでは、ラグビーの試合中によく起こるミスや反則について説明していきたいと思います。

　ボールを前に落としてしまう行為。相手ボールのスクラムで試合再開。

　ボールを前に投げてしまう行為。相手ボールのスクラムで試合再開。

　ボールを持ったプレーヤーが相手のタックルを受けて倒された時に、ボールを手放さなかった場合反則。相手にペナルティキックが与えられる。

　ボールを持っているプレーヤーより前にいるプレーヤーは、プレーに参加することを禁止されている。ボールに触れることはもちろん、相手プレーヤーを妨害するようなプレーも禁止されている。スクラム、ラック、モールなどによってできるオフサイドラインを越えてプレーしてはいけない。相手にペナルティキックが与えられる。

　簡単にルールの説明をしてきましたが、言葉だけでは分からないことがたくさんあると思います。分からないことがあれば掲示板でもメールでもどこでもいいので質問して下さい！より詳しくお答えします。